2021/08/24
夜冷庫(後方)と台車の苗
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切り離し作業が済んだ苗の一部は夜冷庫に運び、夜冷短日処理を行い、花芽の分化を促進させます。
とちおとめ、紅ほっぺ、あまおうなど普段皆様が食べているいちごは一季なりいちごといって、自然条件下では、秋になり一定の低温短日条件に遭遇すると花芽を分化し、冬の低温で株は矮化し休眠に入ります。
やがて春になり、長日と気温の上昇により、株は再び成長し開花・結実します。
夜冷庫では、庫内を13℃程度にし、子苗を20日~25日程度の一定期間低温に遭遇させることにより花芽分化を促進させ、11月下旬から12月上旬の出荷を目指します。